病気についてCase Report

子宮蓄膿症

◆子宮内に細菌が感染してしまい子宮の中に膿がたまる病気です。放置すると死亡することもある病気です。
5~7歳以上の避妊していない、出産経験のない動物に比較的多く発生しやすい病気です。陰部から排膿がみられる開放性と、みられない閉鎖性があり、後者が予後が悪いと言われています。



原因
卵巣からでるホルモンの影響により子宮内膜が過形成を起こすと部分的に開いた子宮の入り口より細菌が進入し子宮内で増殖することにより発生します。
症状腹部がパンパンに腫れてきて食欲がなくなり、水をよく飲むようになり尿の量も増えます。また嘔吐もみられるようになり、外陰部も腫れてきます。膿がたくさんたまってくると、おなかが腫れたり、触ると嫌がるようなそぶりをみせるようになります。陰部から、血膿が出て、症状が進んでくると食欲がなくなったり、貧血や腎不全などを併発したりすることもあります。

治療
外科的治療
 子宮と卵巣の摘出手術を行います。

内科的治療
 抗生物質や抗ホルモン治療を行います。しかし再発することが多いため、麻酔に耐えられるようであれば、外科的治療が必須といえるでしょう。

予防
若いうちに避妊手術を行うと良いでしょう