病気についてCase Report

軟口蓋過長症

軟口蓋過長症

軟口蓋というのは、口の中の天井にある軟らかい部分です。気管の入り口を塞ぐほどの長い軟口蓋は、最終的に喉の奥に飲み込まれるような状態になって炎症を起こし、呼吸を妨げるようになります。
この障害が起きやすいのは「つぶれた」鼻をもつペキニーズ、パグ、ボストンテリア、ブルドックなどの犬種です。


症状


伸びた軟口蓋によって起こる症状としては呼吸困難になったり、頻繁にあえいだり、ものを飲み込むのに苦労したり、食べたり飲んだりした後に咳き込むことがみられます。これらの症状は高温多湿の状況で悪化する傾向にあります。また努力性の呼吸の持続によって、喉頭や咽頭の炎症が発生して扁桃腺の反転や脱出、喉頭蓋の麻痺や気管虚脱に発展する場合があります。



治療方法




注意点
・手術後は一般的に気道への空気の流れがよくなり呼吸が楽になりますが、慢性的経過が長い場合や気管虚脱がある場合には気道の炎症が持続し改善が認められない場合があります。
・手術後はなるべくストレスは最小限にして、涼しく静かな場所で安静を保ってください。