フィラリアの感染経路について
蚊が感染している宿主動物からフィラリアの幼虫を血液と一緒に摂取します。この幼虫は蚊の体内で二回脱皮して成熟し、感染力のある第三期幼虫に発育します。この第三期幼虫が再び蚊の吸血の際に新しい宿主の体にはいっていくと、およそ100日前後で血管系に侵入し、6ヶ月かけて心臓に寄生するようになります。
●潜伏期間について
フィラリアが心臓に寄生して症状がでる期間はその蚊にさされる頻度や寄生数と感染部位によるところが多く、1,2年たって症状がでる場合や10年以上たって症状がでるなどさまざまです。